特別室:あすなろ
お部屋の窓からは若草山が一望できます。季節により変化する若草山の色合い。また、朝夕に変化する若草山の山肌の色合いを楽しんでいただける当館の特別室です。 木の香あふれる檜のお風呂もゆったりと心がやわらぎ若草山の芝を食む鹿を眺めながら大和路の季節を優雅に味わっていただけるお部屋です。
ゆっくりと くつろいでいただくように 鹿の声と 若草山から吹く風を 肌で感じて下さい。
客室:松
木の香りのするヒノキのお風呂 <露天風呂>
和、洋室のお部屋です。
客室:竹
信楽の焼物のお風呂 <露天風呂>
和、洋室にデッキテラスがあります。
客室:梅
和、洋室です。
客室:桜
お風呂の前にはウッドデッキをつけてみました。 <半露天風呂>
ゆったりとした和室です。
客室:あやめ
2Fを一部屋で使ってます。 <半露天風呂>
田舎屋風の天井が楽しく、2間つづきでくつろいでいただけます。
鹿鳴山荘のお部屋料金表(税別)です。 下記カレンダーよりご希望の御日にちの色を右記料金表の色と人数とでご確認頂けます。
その為には、一点の揺るぎも無く緊張感にあふれ、どこまでも美しく写真写りのよい空間であってはなりません。この建物が求めているものはもう少し人間的で、気さくな安心感を備えながらも、日頃味わえない高級感がうまくミックスされた空間でなければなりません。
突然の落雷から半年、奈良若草山に面した特別の景勝地にあって、50年の長きに亘って茅葺屋根の輪郭で親しまれてきたむさし野旅館の別館を、それこそ夜を日に継いで、大勢の工匠たちが懸命に再建に取り組み、驚異的な速さで完成に漕ぎ着けました。 まったく新しい建物を一から建築するのとは違い、元々の建物の柱や梁を出来る限り残し、建物の大きさも全く変えないという制約の中で、しかも極端な時間的制約を受けて完成したこの建物は、普通に考えれば機能的にも意匠的にも非常に無理のある旅館にならざるを得ません。 がしかし私たちはお金と時間が自由になるからと言って必ずしもいい空間が生まれるとは限らないこともよく知ってます。 工匠達の苦労の多くが、実は宿泊で利用される皆さんの目には触れる事の少ない、屋根裏や床下、壁の中に隠されてはいますが、少しく不器用にも思える部屋の間取りや天井の高さに、なんとなく現れてくるものであり、この苦労の痕跡こそが本当は建物にいい意味での味付けをしてくれている事を少しでも感じ取っていただければと思っています。
廊下の奥に人が立ち、静かに歩いてこられると、思わずお互いに「今晩は」と声をかけてしまいます。それは足元の敷き詰め畳のもつ暖かさと安らぎ感がお互いの通底音となって感応するからに違いありません。 部屋の中では既存建物の構造的制約を受けて狭くなりがちな空間に流動的で自由な空間構成を与える為に、出来る限り部屋から部屋へ天井を繋げ、土佐和紙によってどこまでも連続する壁を表現しています。そのお陰で空間は実際よりも広がりをもち、土佐和紙の柔らかな材質感にも助けられて、お客様の気持ちを大いにくつろいだものにしてくれています。
急ぎすぎた為遣り残した部分がプライベートな部屋付きの庭です。自然条件には逆らえずこの庭が形を整えるのはもう少し先のことになりますが、利用されるたびに少しずつ緑が増え、景色も変わってゆく面白さを味わって頂きたいとも考えています。その意味ではこの建物自身も「使う人」と使われる物としての「建物や家具」とでこれから始まる互いのせめぎ合いを通じて、次々と新しい触れ合いの場を創り出してくれる事を願っています。