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2023.03.16

弥生のお献立の一品のご紹介

14日で奈良に春を告げる東大寺二月堂「修二会(お水取り)」が終わり
本日はいきなり春爛漫、桜の蕾も一気に膨らみそうな気候の奈良でございます。

弥生 3月のお夕食は春をお楽しみ頂ける構成でお客様をお迎えしておりますが
本日はお献立(グレードUP会席)の中から蓋物をご紹介致します。

◆蓋物 季節の地元産筍、若布(わかめ) 蕗、鯛の子、桜麩、木の芽 

春の食材の代表的なもののひとつ「筍」
夜明け前のうす暗いときから竹藪に入り、ヒビ割れを見つけてまだ土の中にあるタケノコをキズを付けないように丁寧に掘り出されたものです。
土の上にまだ出ていない内に掘り出した筍は白く柔らか。春の香りをお楽しみ下さいませ。

鯛は春に産卵期を迎え、体の色がピンク色味を帯びてくる為、季節の呼び名として「桜鯛」とも呼ばれますがその真鯛の卵がまた大変美味なのです。
濃厚な旨味が有りながらも優しく、上品な味わいが広がります。

若布は秋から冬に成長し、春に新わかめが収穫されます。

この一品に「春」がギュッと詰まっております。

弥生のグレードUP会席プランは
先付け、前菜、吸物代わり小鍋、造り、焼物、蓋物、酢の物、止め椀、御飯、香の物、水物、甘味。
それぞれの一品に料理長の手仕事が詰まっております。
是非ご賞味下さい。


*******奈良の桜開花予想(3月14日午17時発表)*****

当館のある奈良市の桜(ソメイヨシノ)は
開花予想:3月22日
満開予想:3月30日
と予想されています。

昨年より早い開花・満開の予想となっております。

奈良公園には様々な種類の桜がございますので5月上旬頃まで種類を変えて桜が例年楽しめます。