３月１日から東大寺二月堂でいよいよ春を呼ぶ　修二会（お水取り）が始まります。
今年で１２７１回目となり今まで一度も絶えることなく続けられて参りました。
コロナ過の中、練行衆の方々が無事行を終えられます事をお祈り致しております。
女将が、ご本尊の十一面観音菩薩様にお供えされた椿の造花をロビーに飾りました。
お籠りの練行衆の方々が前行でお供えの為にお造りになられたものです。
蝋燭の煤で黒ずんではおりますが、とてもありがたいものです。

もう一つの白っぽい造花のようなものは、「削りかけ」と言って「韃靼」と言われます行法の中の松明に漬けられるものです。
今年は、お松明の拝観など昨年に引き続き規制はございますが、いつもと変りなく無事に終えられます事を祈っております。