2024.09.21若女将のぽそぽそ話し…
鹿の角切り
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出し月かも
今月の17日は中秋の名月でしたね。
采女祭りも開催され、なんとも月夜が美しい夜でした。
この頃になりますと
奈良公園に住まう鹿達の角がどんどん切られていっております。
行事としての鹿の角切りは今年2024年は10月の12・13・14日(予定)です。
奈良の行事の中でもかなり迫力があるこの行事は
1672(寛文12)年に鹿の角による事故を防止するため、奈良奉行の溝口信勝の命によって始められました。
「鹿の角切り」の行事内では、今も昔ながらの方法で角が切られております。
写真は当時の様子を記したものです。
※鹿の愛護会様HPより抜粋
鹿の角は一年かけて生え変わります。
現在の白い角の状態は、人間の爪と一緒の状態なので
特に切られても痛くはありません。
奈良の大迫力の行事
ぜひお誘い合わせの上、お越しくださいませ。